就労継続支援A型の体験記
- A型就労移行支援について詳しく知りたい
- 実際に体験した人の意見を参考に検討したい
このような方におすすめの内容となっています。
今回は人生初就労継続支援A型(通称:A型作業所)を体験したのでアウトプットとしてここに残しておきました。
この記事を書いてる僕は2013年から不眠症を患い現在は少し改善されたもののこの不眠の元々の影響が統合失調症の疑いあり?と2023年多動性障害ADHDと診断された精神障害手帳3級保持者です。
そして2024年2月に脚の抜釘手術をし長期休業を頂きこの影響で現職を解雇されてしまったんですよね…
3月終わり歩行がスムーズにできるようになったので就活真っ只中、とは言え長時間立ってると浮腫んでくるから座り仕事を探していました。
しかし中々座り仕事って探してもなくあっても倍率が高いかそれなりのスペックを要求してきます。
そこで僕は以前就労移行支援を利用した経験がありA型B型就労継続支援の存在も知っていました。
脚がよくなるまで収入の足しにとA型を申請するに至ります。ちなみにB型というのもあるのですが最低時給以下となってしまうため除外。
では知らない人のために就労継続とはなんたるかを説明していきます。
就労継続支援とは?
就労継続支援とは、障害者総合支援法で決められた障害福祉サービスで一般就労が困難な(精神、知的、身体障害者)人に向け就労準備や訓練を通して各事業所が支援します。
A型とB型2種類があります。
便利な下記サイトから探すと一覧表示されます
A型の特徴
A型はB型よりも軽度な障害者の人が対象となり雇用契約を結んで仕事をします。B型よりもより時間は決められ一般企業と似た働き方に沿って就労します。
なので最低時給は保証され雇用保険加入されるところがメリットでもありますね。PC作業や軽作業、農業、飲食など募集求人は多岐にわたります。
B型の特徴
A型と違いより重い障害者の方が対象。雇用契約は結ばず自分のペースで就労可能なのが魅力な反面雇用されないので最低時給以下で働くことになります。事業所によっては200円や300円といったところもあったりしました。B型はどちらかというと軽作業よりがメインとなってきます。
いづれもハローワークから申し込み→見学→面接→採用→相談事業所でプラン作成→就労
という流れになっていきます。
体験するまでの流れ
そんなこんなでハロワで求人票を見ながらHPも見て近所のA型をしらみ潰しの消去法からいいところを抜粋していきました。
一応言っとくと障害者雇用と就労継続支援は別で障害者雇用は一般企業の障害者限定の一般就労雇用のことで、労働時間もフルタイムが多いですが時給は最低時給の求人が多い印象。
脚の問題もあり座り作業ができる作業所を探していました。PC事務系は僕の近所にはなかったので早々諦め座り作業軽作業求人はちらほらあり応募しました。
AmazonのFDA代行、メルカリ出品代行、シール貼りパック詰めなどの仕事内容が多かったですね
僕もセドラーなのでわかるのですが外注化した方が在庫持たなくていいし出品や発送もやってくれるから仕入れに注力できるのでタイパがめっちゃ上がります!
ある程度稼げるようなAmazonせどりやアパレルセドラーは外注化していて中でも作業所は他の外注業者よりも安く人気がある外注先だそうですよ。
実際に体験してみた感想
目星い求人先をピックアップしたらいざ見学!
2件の作業所を問い合わせ先に最近開業したばかりの作業書一件見学させていただきました。
仕事内容や職場雰囲気も気に入り体験予約しましたが人気があるのか1ヶ月先….
諦め次の求人先を見学し体験も予約しました。
すぐにトントンと話が進み体験の日時が近日で決まりました。
就労継続支援シータ大阪様画像引用https://barrechords.net/
上の画像のような作業場で仕事内容は付箋紙のパック詰め、シール貼りがメインの作業所でした。
体験当日少し早目に来て打刻、ホワイトボードに書いてある席に座り今日やる全員違うタスクがそれぞれ割り振られているのでそれを確認。
時間になったら朝礼し労働という流れ。朝礼前でもスマホはカバンにしまい私語禁止という厳し目なところでした。
労働は座って付箋紙を袋にひたすら入れる単純作業や伝票みたいなシールを貼ったり誰でもできる単純作業で時間の流れがとても遅く感じました笑
既にここで心俺かけているワイ氏に更に追い討ちが!何と合間合間に10分休憩が設けられているのですが、皆さん休憩せずひたすら黙々と作業しているではありませんか!
これでは休もうと思っても休めないし担当者も止めないのかな?と思いました。
一人や二人トイレに行くので僕も一緒に同行。ちょい規則が厳しい気が😣
僕には合わず苦痛で仕方なかったです。
結局すぐ見切りをつけ辞めてしまいました。ついでに体験時無給なのが地味に痛くまさに時間の切り売りだと感じました。
長いとこだと無給体験が一週間続くところもありました(普通に業務をやらされるので体験という名のボランティア)。
まとめ
僕の自治体では就労継続支援の募集はしてなく、そもそもA型作業所自体募集数が少ない、B型の方が少し多いイメージでした。
まだ就労移行支援の方が通いやすかったですね。
僕はすぐ辞めてしまった理由としては単純作業がきつかったということもありますが、単純作業をずっと続けている人の認知機能が低下するということも知っていたからなんですよね。
只貴重な座り作業ができるという面では良かったです。
興味ある方は是非一度ハローワークの障害福祉課に問い合わせて見てくださいね♪
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