このようなお悩みを解決します。
記事の内容
自作した漫画をAmazon Kindleで出版できる方法があるのでそのやり方を説明します。
尚今回は漫画を出版するやり方ですが小説などの本にも同じやり方で応用できます。
この記事を書いている僕は小学生時代から漫画を描いていた生粋の漫画家志望の漫画好き少年でした。そこでKDPからまさに当記事を執筆しているさっき出版したばかりというのりで書き上げてしまいました。
皆さんがこの記事をキーワード検索でたどり着き見ていると言うことは恐らく漫画を描くことが好きなインディーズ漫画家か趣味で絵や4コマを描いているイラストレーターの方だと思います。
あなたが書き上げた紙の原稿にしろ、デジタルデータの原稿にしろ「こんなの邪魔で売れへん!」とポイっと捨ててしまった経験はあるはず。
私もそうでした、特に紙の原稿って書いたは良いものの自己満足してしまい場所を食うし嵩張るので何枚捨てたことか…
当時小学生でしたがマジで勿体無いことしたなと常々思っています。今でも残っていればAmazonで商用利用できたのですが当時はそんなのありませんでした。
集英社などに持っていかないとまず審査すらしてもらえません。(見込みがなきゃその審査すら断られたと思います。)
僕が言うのも何ですが昔ガキンチョの頃描いていた漫画をよく友人や同級生に見していたのですが結構ウケ良かったんですよね。
高学年になるにつれ周りも受験勉強などで忙しくなり漫画をあまり描かなくなってしまい邪魔になるので書き上げた漫画も処分。
確実に今残っていたらデータ化して出版していたでしょうね。
今は誰でも本や漫画、絵を売ることができるすごい時代「情報の民主化」が到来しています!
そこで出版する方法はツールやSNSを駆使して色んなやり方はありますがAmazon内で売ることができるAmazon Kindle出版する方法をまとめて説明します。
AmazonのKDPにまず登録しよう!
「Amazonの Kindle出版って難しくない?」と思っているそこのあなた!
先ほども言った通り僕はこの記事を書いている片手間に出版したほど驚くほど簡単に出版できるのです!
結論として
- 原稿を書く
- KDPに登録する
- Kindle Comic CreatorでMOBIファイルに変換
- Kindle出版
これだけ。
1番面倒であり楽しいのが原稿を書くところでしょうね〜
KDPとはキンドルダイレクトパブリッシングの略でキンドルで出版したいクリエイターは必ず登録しないといけません。
KDP登録ページはここから
Amazonのアカウントがあればそれで登録できるので手間は省けますよ^ ^
しかしKDPでUPできるファイル形式は
MOBI、doc、docx、HTML、EPUB、RTF、プレーンテキスト、KPFT
となっております。
対応ファイルと異なる場合Kindle Comic CreatorでMOBIファイルに変換しよう
Kindle Comic Creator(キンドル・コミック・クリエイター)を使えばPDFなどの拡張子からMOBI形式に変えられます。
ちなみに表紙ファイルはJPEGなどに対応しています。
またCLIP STUDIO で書いている人は、MOBI、EPUBに対応していますのでKCCは不要です。
KCCを開くとこのようなホーム画出てきます
この後の手順についてはこちらのブロガーさんが書いている記事通りに従えばわかりやすいですよ!
KCCで本文をMOBI形式に変換したらKDPにアップロードしていきます。
KDPから出版する手順
KDPにログインしたら
「電子書籍または有料マンガ」を選択するとKindle本の詳細画面が出てくるのでオプション以外は全て記入。
Kindle本のコンテンツ
DRMは「はい」を選び、ページは普通「右から左」を選択すると思いますが、僕の場合プレビューで見るとマンガが反転していたので「左から右」にしました。(購入してくれた方読みにくくてすんまそん…)
電子書籍のアップロードで先ほど作成したMOBIファイルをUP。
PDFもUPできるのですが「対応ファイルとは異なるので不具合が生じる可能性がある」的な注意表示が出てきたけど正常にアップロードできました。
ここで一点苦労したのがPCのファイルで「すべてのファイル」にしないとMOBIファイルが表示されないので注意。
またアップロードできない場合があるのでその時は下書きを消して最初からやり直してください。
正常にアップロードできたら必ずプレビューアーで確認しましょう!
終わったら「保存して続行」
Kindle本の本の価格設定
ここまでくるとあっという間に終盤。
KDPセレクトを選んだ場合ロイヤリティが70%増える代わりにAmazon独占販売になるのでAmazon以外でも売りたい場合は選択しないのがベターでしょう。
それ以外は35%のロイヤリティとなっております。
準備ができたら「Kindle 本を出版」
おお!マイページを見るとレビュー中となり追加されていますね!
ちなみに1番上はすでに以前販売した絵本です。
そして30分くらいすると…
はや!! 無事出版されました!
恐らく審査に時間がかかればもっと時間を要すると思いますがそもそも落ちることはあるのか調べてみるとやはり落ちる場合もあるそうです。
ここまでできたら無事出版!あなたも見事作家になることができました。
続いて一応僕がマンガ作成に利用したツールをご紹介しますね!
無料で作成できるジャンプPAINT by MediBang
このソフトはあの集英社の少年ジャンプが監修しているソフトでPCでもアプリからでもインストールできます。
モバイルアプリの方はこちらから
PCからインストールする場合こちら
マンガ制作ソフトは『CLIP STUDIO』のシェア率が高いのですが無料のソフトだとメディバンペイントが人気です。
そんなメディバンと週刊少年ジャンプのジャンプ創刊50周年企画として共同開発の末、誕生したこのマンガ制作ソフトは3大OSには対応、完全無料で利用できちゃいます!
ここから魅力をより深掘りしていきますね!
結論として使ってみて便利だった機能を箇条書きにすると
- ブラシやトーン、フォントなどが無料で使える
- 自動コマ割りが便利
- 週刊少年ジャンプ編集部に作成した漫画をアプリ経由で持ち込みできる
- プロジェクト一括PDFファイル化
- アプリ内でプロジェクトを共有できる
- 漫画の勉強ができる
一つづつ見ていきましょう!
アプリでプロジェクトを立ち上げるとまず実際ジャンプで使用されていた利用できるツールが豊富にありますがブラシやトーンなど頻繁に用いる素材がデフォルトで無料使用できます。
しかしいざ使ってみると「商用利用は不可です」と警告がされたので使いませんでした。趣味で利用する分には楽しめそうですが。
とは言え自動コマ割り機能は便利でこれがあって漫画の作成が捗りました。書いてみると分かるんですがコマ割りって昔は定規で引いてコマの形や配置、大きさを工夫したものです。
アプリで作成されたプロジェクトは例えばタブレットで書いたプロジェクトをスマホで見たいとなってもデータ共有できるのですごい助かりました!
そのプロジェクトは何ページでも1部でまとめてPDF化し作成できるのでそのまま電子書籍化も可能ですし、完成した漫画を編集部に直接アプリ経由で持ち込みだってできちゃいます!
Appから編集部に持ち込みする手順
マンガを作成後ファイル化するとこのようなポップアップが表示されるので「WEB持ち込みする」をTAP
一覧から「週刊少年ジャンプ」を選びました。
するとガイドラインやプライバシポリシーのページにとぶことができるページに移行できるのでよければ「同意します」にチェック。
MYプロフィールを書く
そしたら最終確認ができるのでOKであれば「編集部にWeb持ち込みする」
これで完了です。
一応持ち込みされた作品は全て目を通してくれるらしいのですが、余程マンガ家のポテンシャルや芽がある人でないと審査に通してくれなさそうな厳しい世界ではあります。
しかし紙で書いた作品を直接編集部に持って行ったアナログ時代からデジタルに変わる「時代の移り変わり」を反映されてますね。
あの有名な鳥山明氏も今じゃペンタブを愛用しているほどデジタルはマンガ家にも浸透されています。
まとめ
今じゃ誰でも自分で書いた小説や絵、マンガの作品をAmazonなどで商用化できる良き時代になったことはこの記事を見てくれた読者の皆様には分かってもらえたと思います。
やはりこのようなデジタル民主主義が登場し1番恩恵があるのは素人のインディーズマンガ家や絵師ではないでしょうか?
土俵は違えどゲーム制作しているインディーズクリエイターもUnityやアンリアルエンジンという高機能ゲームエンジンやBlenderという3Dグラフィック作成ソフトだって今は無料で使用できます。
昔のゲームエンジンや3DCGなどは大手会社が開発、独占し素人では敷居が高すぎて作れなかったのが今じゃスクエニという大手ゲーム会社がこれらオープンソフトウェアを利用しているほど個人も大手も共用しているすごい時代なのです。
僕が今回書いたマンガはお世辞にも上手い!面白い!と思えるかは正直微妙ですが、下手でも馬鹿にされてもいいハングリー精神という直向きというか子供のようなガムシャラに取り込んでいくスタイルを貫きつつ、今後もありとあらゆるものを体験していく心構えあります!
ちなみに書いた自作マンガはこちら⇩ジャンルはバトル漫画となっています。
一応今回書き上げたマンガは個人的にはおもしろいと考えているし、こうして自分の作品を世に出せる一つのきっかけを体験し享受できたことは素直に喜ばしいことでした!
COMMENTS